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南極の旅:ルメール海峡 [南極]

更新が遅れました。毎日忙しくそのうえ回線が遅いので更新が捗りません。

いよいよ南極大陸ツアー開始です。まずはルメール海峡通過。最小幅で700m近くあるそうですが船で通過する際は流氷もあるのでかなり狭く感じます。朝早くやや暗い時間の通過でしたので昼間の帰りに通過したときの写真を載せます。

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右側は断崖で、左側に南極大陸が見えます。海峡に入ると左側に氷河が見えてきます。この氷河から崩れた流氷が所々に浮いており風の少ない日にはこの上にはアザラシが乗っているそうです。私たちが通過したときには風が少なく気温も高かったおかげで結構な数のアザラシを見ました。殆どはカニクイアザラシです。

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また南極半島側にはペンギンのルッカリーがありペンギンが沢山に確認できました。

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南極の旅:ゾディアッククルージング [南極]

出航、3日目無事ドレーク海峡を通過しました。
それなりに揺れましたが思ったより激しい揺れではなくなんとか船酔いはせずに済みました。
ピークの時間が真夜中だったので旅疲れでぐっすりだった私たちは全く気づかなかっただけのようですが・・
ちなみに毎日の予定表が前日の夜に配られこれを元に行動します。

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いよいよ本日南極到着です。まずの目的地はメルキオール諸島だそうで、南極半島本体ではなく周辺の島のひとつです。
ここで船長からのサプライズクルーズと言う事で急遽ゾディアックボートによるクルージングとなりました。
どうやら追い風で予定より早めに到着したとのことで急遽計画されました。
そしてその目的地に近づいてきました。そしてジェンツーペンギンの出迎えも。

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そしてゾディアッククルーズの始まりです。とりあえず写真でも見てください。

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残念ながら天気は曇りで少し靄が掛かっています。でも間近に野生動物を見る事ができ感動です。
しかし全く人を怖がらないのでかなりギリギリまで寄る事が出来ます。感動です。
いよいよ明日は南極大陸上陸です。


南極の旅:クルーズ [南極]

出航して2日目です。だんだん船の揺れが大きくなってきました。いよいよドレーク海峡のメイン部を通過します。
真っ直ぐ歩くのにちょっと苦労するくらい揺れです。写真で見るとこの揺れの大きさが伝わらない事がとても残念です。
幸いにもまだ船酔いらしき症状はなく特に気分がわるくなったりしていません。
数名の方は船酔いの症状が出ていますが2日目で一旦ピークを過ぎた方が多く夕方には皆回復に向かっていました。
ただ揺れはこれからが本番との事なので油断大敵です。

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今日は上陸に関するブリーフィングがいくつかありました。午前はエクペディションリーダーとチームの挨拶です。

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南極上陸経験の豊富で博士号を持たれた方々ばかりで、日本の女性の方もおられます。この方は日本人で南極上陸の第一人者だそうです。
午後からは南極条約や上陸時の注意事項そして動植物に関する基礎知識の説明と上陸する服の掃除です。
服の清掃は外部の種子や細菌を持ち込まないように上陸の際に着る服やカメラバッグ等、外に出す物を掃除機で隅々まで掃除する作業です。
これらに参加しないと上陸させてもらえないという厳しいルールがありますのでがんばって参加します。
ちなみに上陸の際に着る上着は船で支給されます。この上着は持ち帰り出来ますので記念に持って帰りたいと思います。
パンツは持参の防水パンツ。私はスノボのウェアーを持ってきました。

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そのブリーフィングや食事の合間を縫って船外の散策を行います。こちらが南極に上陸するゾディアックボートです。
出航にそなえて整備をしていました。

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船の周りにはカモメやアホウドリがくっついてきます。
海鳥には疎いので確信は持てませんがこちらはマユグロアホウドリだと思われます。

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こちらはマダラフルマカモメだそうです。

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あと海燕系の鳥も飛んでいましたが遠すぎて確認できませんでした。
ユキドリが見れるかもとの事なのでそれを探していますがなかなか確認できません。真っ白な小さめの鳥がいますので怪しいのですが近くを飛んでくれないので識別できません。

現在の位置はやっと半分過ぎたところです。明日の昼過ぎには南極半島の入り口に到達すると船長からアナウンスがありました。
いよいよです。今晩が揺れのピークだといわれていますのでもう少し我慢すれば南極到着です。

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南極の旅:出航 [南極]

やっと船の出発地、地球最南端の都市ウィシュアイアに到着しました。ここは南極ツアーの出発地として有名で多くの南極に向かう船が停泊してます。
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ここはアンデス山脈の南端が一望できに位置し真夏であるこの季節でも山には雪が残っています。気温は10℃前後。上着が必要です。
私たちが到着した際には港に4艘の船が停泊していました。この中の1つが私たちの乗るル・ボレアル号です。

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この船は南極上陸ツアーではやや大きめ(約1万トン)で上陸できるギリギリの大きさの船です。多くの船は3000~5000トンクラスの船でこれだとかなり揺れるとのこと。上陸できて揺れが少ない大きな船と言う事でこの船を選びました。
この船はフランス籍の船でドレスコードはスマートカジュアル。つまりジーンズはNGとのこと。ジーンズばかりの私たちには少し悩ましい部分です。
まぁ冒険旅行なのでかなり大目に見てくれているみたいでアメリカ人は気にせずジーンズでした。
乗船するとまずはみんな集まってブリーフィングです。これは船内の利用方法の説明と実際の避難訓練です。ライブジャケットの着方と集まる場所、そしてライフボートの乗る船や位置の説明を受けます。船でのクルーズって初めてなんですがこんなことやるんですね~。
それが終わり一段落してとうとう出航です。これから南極まで40時間の旅。

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おまけですが回線速度は遅いけども船からもインターネットが出来る時代なんですね・・・すごいです。


南極の旅:ブエノスアイレス [南極]

日本を出て飛行機に乗り継ぐこと2回、3カ国を通り飛行機時間約23時間でやっとアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに到着しました。人生初の南半球です。時差は-12時間現時刻は28日の22時過ぎです。
こちらはすっかり夏で木々が青々としています。最近は山で枯れた木ばかりを見ていたので緑が鮮明に目に焼きつきます。
現地時間朝の到着でしたので少しだけバスで市内観光。以下写真はボカ地域にあるタンゴ発祥の地だそうで多くの観光客で賑わっていました。
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ブエノスアイレスに到着しても気になるのが野鳥です。とは言っても鳩とスズメらしき鳥がメインで時々インコの集団が飛んでいました。街中なのであたりまえですよね。
インコはヒヨドリのようにギャァギャア鳴いてかなりの数がいるみたいです。日本のように逃げだした鳥が繁殖したのでしょうか?野生だったらびっくりです。
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あとスズメだと思っていたのはイエスズメでしょうか?少しグレー掛かって馴染みのスズメとは少し違います。スリが多いとの事なので300mmに付け替える余裕もなく18-105で撮影。結構逃げなくて105mmでもある程度寄っても撮れます。
時間があれば300mm辺りで撮って見ようと思っています。
明日は船の出発地ウィシュアイアに向かいます。また4時間の飛行です。

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