南極の旅:ブエノスアイレス [南極]
やっとブエノスアイレスに帰ってきました。と言っても今は既にロスです。もう少しで帰国の便に搭乗します。
ブエノスアイレスでは少し日本と変わった鳥を見かけたので写真整理ができたらアップします。というより外国の鳥は名前が判りません。これはアカハラに似ているのですが・・・アカハラでしょうか?
南極の旅:ハンナポイント [南極]
ここは南極半島の中でも比較的温暖な地域で緑が広がっています。また歩く場所が狭くデリケートな場所と言う事で今までのように自由行動ではなく20名ほどの団体での行動になります。
また小さな黄色い花が咲いていました。小さくて写真じゃ判りにくいですが・・・花の名前はあとで調べて追記します。ここにはジェンツーペンギンとヒゲペンギンのルッカリーがあります。
今まで行った島の中で幼鳥の成長が早くまもなく巣立ちする個体が多く見られます。このためかあちらこちらで親子の追いかけっこが繰り広げられています。
またここはオオトウゾクカモメが多く中には襲われた幼鳥の姿も見えます。1羽のナンキョクオオトウゾクカモメが既に動かなくなった幼鳥を食べようと舞い降りると周りにいた成長が一斉に騒ぎ始めオオトウゾクカモメを追い払おうとしてました。多勢に無勢。数十羽のペンギンが襲ってくると流石にオオトウゾクカモメも諦めて引き下がっていました。このときジェンツーとヒゲペンギンが協力(?)していたのにはちょっと感動です。
さらに先に進むとヒゲペンギンの中にマカロニペンギンの親子が1組だけ紛れ込んでいました。時々紛れ込んでいるそうですいつも繁殖に失敗すると言っていました。今年は成功なのでしょうか?
そしてここはペンギンだけではなくゾウアザラシのハーレムでも有名だとのこと。沢山いる場所で数えた方の話だと全部で70頭近くいたとの話です。
しかしゾウアザラシは臭いです。ペンギン臭はすっかり成れて臭さを感じないのですがゾウアザラシは臭い。思わず風上に逃げてしまいました。
そして振り返るとジェンツーペンギンだらけです。
実はここが最後の上陸ポイントとなってしまいました。すこし後ろ髪をひかれつつこのハンナポイントを後にしました。
南極の旅:バブルネッティング [南極]
これはザトウクジラがバブルネッティングでオキアミを捕食する瞬間です。泡でオキアミの周囲を囲い一箇所に集め一気に食べるという捕食の仕方です。南極到着後すぐの出来事で綺麗に撮れていなかったので出すのを控えていました。もしかしたらもう一回チャンスがあるかも・・・・そんなに甘くないですよね。滅多にお目に掛かれない事ですのでアップすることにしました。少し写真が多いですが連続写真でどうぞ。
南極の旅:朝焼け [南極]
南極の日の出です。日の出を拝むために毎朝4時起きしていました。でも朝晩は雲が掛かりスッキリと晴れた日が少なく諦め掛けていたのですがやっと朝日が拝める日が来ました。ここはウェッデル海近辺で流氷があり南極らしい日の出となりました。
さらに同じ日に夕日まで拝めました。日の入りは21時過ぎでこの時間は夕食の時間です。フランスの船なので夕食はフルコース料理。だから7時過ぎに始まって食べ終わるのが10時過ぎます。行儀悪いですが途中で抜け出して撮影しました。
本当はグリーンフラッシュを狙ったのですが100回以上南極に来られているガイドさんですら1回しか見た事が無いとおっしゃってました。
流石に無理でした。でも綺麗な夕焼けを見れて良かったです。
南極の旅:デセプション島 [南極]
この島は大きな火山でその火口部分が一部崩れ海水が入ってきて湾になった自然の良港です。周りからみると大きな島にしか見えず中に港があることに気付かない事から欺く(Deception)島と言う事から名づけられた島との事。
この湾の入り口は強い風が吹いておりその風を使って多くの海鳥が飛んでいます。
すっかり馴染みになったマダラフルマカモメとブルーアイ事アオメウです。
湾内ではヒゲペンギンが泳いでいました。
湾に入ると海が浅いのか綺麗なグリーンに見えます。ずっとブルーの海を見ていたので少し新鮮です。
上陸したのはホエラーズベイという場所で昔、捕鯨基地があったのですが土石流で埋まってしまったそうです。
また当時鯨漁をしていた名残で鯨の骨の残骸を見る事が出来ます。
もちろん動物たちもいます。ここは鳥が多くキョクアジサシやマダラフルマカモメ、ミナミオオトウゾクカモメ等が飛び回っていました。1羽だけヒゲペンギンが上陸していました。その近くにはペンギンの皮だけの残骸が・・・これが自然なんですよね。
あと南極ツアー紹介でこの島で温泉に入れると書かれているものもありますがそれは10年前の古い情報で現在は砂を掘り起こすことは禁止されており入浴は不可能です。
さらに湧いて出た温泉ではなく雨水などが地熱で温められたもので温泉ではないとの事。成分的に怪しいので決して入らないで下さいと強く言われました。実際にこれが直接の原因と判断できないのですが死亡事故がつい最近起こっているとのことです。
写真でわかりにくいですが砂浜に湯気が立っています。