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皆既月食と天王星食 [天体]

今回は鳥から離れて天体ネタです。

ここ数年天体ショーの天気運がなく涙を飲むことが続いておりました。あまりも天気運がないので今回もあまり期待せず準備していたのですが珍しくほぼ雲がない状態で全行程を観察することができました。ここまで好条件な月食は人生初めてです。

その全行程約5時間の連続写真です。ちょっと露出オーバーめですね。慣れていないのが丸わかりです。
221108月食全行程.jpg
まずは天王星食ですがこちらは動画で。
月食を動画で撮るのは初めてなのですが思ったより暗く露出に悩みました。
今回、動画用カメラには少し暗めのレンズを組み合わせたためISO6400まで上げないと明るさを稼げなかったので荒い画像となっています。明るさはシャッター速度でなんとかなるだろうと暗いレンズを組み合わせたのですが動画撮影ではフレームレートで最低シャッター速度が決まってくるのでシャッター速度で明るさが稼げません。このためISOで稼ぐしかなく高ISOを使うことになってしまいました。スチルとは違うテクニックが必要なんだなと実感しました。これも勉強ですね。
そしてターコイズフリンジ。今回は楽しようとソフトでの自動HDR合成なのですが色がイマイチです。サボらずマニュアルで色合わせ&HDR合成しないとダメですね。時間のある時にじっくりと現像してみようと思います。
221108ターコイズフリンジ.jpg
そして食の最大。食分が深いので赤味が強く感じます。
DSC221108195812_4.jpg
合成してみました。
月食221108.jpg
今回も露出条件はExcelで計算しそれを元にPCコントロールで自動シャッター&自動ブラケット撮影しています。
今まで条件のいい状態で全行程を撮ったことがないので過去の条件が良かった部分やインターネットで書かれている撮影条件などから想像し全行程の露出を決めていました。今回は全行程を好条件での撮影でしたので食分に対する理想露出を求めることが出来ました。次回からはこの理想露出をモデル化してこれをベースに撮影条件を決めていきと思います。
20221108_185459.JPG
最後におまけです。動画撮影の試し撮りをしている時に・・・

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7月の写真 [天体]

7月の写真は久しぶりの星写真です。今月は鳥写真はありません。

3月に星撮りを目的にレンズやフィルタを買ったのですが天気と月齢と休みのタイミングが合わずアップできるような写真が撮れていませんでした。そこで7月はなんとしても星撮りに行こうと決めており月齢の最適な日に星撮りに行くことができました。

まずはさそり座の赤い星、アンタレス付近の星雲です。

私の撮ったタイミングでは人工衛星が写ってない写真がありませんでした。スターリンクなのかな?

D850、400mmF2.8、ISO3200,F3.2,240sec

DSC_7604.jpg

次は三裂星雲(真ん中↑)と干潟星雲(真ん中下)です。なんだか色がおかしくなってしまっていました。
D850、400mmF2.8、ISO3200,F3.2,120sec
DSC_7623.jpg
次が天の川の明るい部分スタークラウドに向けた写真です。真ん中上あたりにバンビの横顔といわれる星の集まりが見えます。その顔のやや右下が先ほどのの三裂星雲と干潟星雲です。さらにその上にオメガ星雲やワシ星雲が見えます。新しいレンズSigma105㎜F1.4での撮影です。
D850、105mmF1.4、ISO1600,F2,60sec
DSC_7640.jpg
こちらはカシオペア座付近です。普段はWの部分しか見えませんがその周りにはこれだけたくさんの星と星雲があります。ぱっと見るとどれがカシオペア座なのかわかりにくいですね。ちなみにWが左に90°回転しています。
真ん中やや右上に見える星雲はパックマン星雲です。
こちらは光害カットフィルタつけての撮影。うまく使いこなせてないのか真ん中あたりに赤かぶりが出てしまいました。撮影時のWBなどの調整が必要みたいですね。
D850、105mmF1.4、ISO1600,F2,60sec
DSC_7711.jpg
超広角で天の川です。こちらは新しいレンズSigma14-24mmF2.8での撮影。やや右上に夏の大三角が写っています。やっぱり夏の天の川は良いですね。
D850、14-24mmF2.8、14mm,ISO3200,F3.5,120sec
DSC_7655.jpg
105㎜も14-24㎜も周辺部の解像力やコマ収差の少なさが秀逸です。周辺まで星が点像に写り星撮りには最適なレンズとなっています。周辺まで点像になっているのは撮影しながら思わず声が出るくらい感動しました。
折角いいレンズなので14-24を抱えてきれいな景色の場所で星景写真を撮りに行こうかと思います。
こちらはいつもの428でアンドロメダ銀河。
D850、400mmF2.8、ISO3200,F3.2,120sec
DSC_7693.jpg
こちらははくちょう座の網状星雲です。青い光がきれいです。
D850、400mmF2.8、ISO6400,F3.2,120sec
DSC_7698.jpg
今回の写真はすべて1枚撮りでスタックなどはしておりません。加算平均などすればもう少し星雲がきれいに浮き出てきて人工衛星も気にならなくなるかと思いますので時間のある時に処理してみようかと思っています。
今回は新レンズのお試しとフィルタのお試しが主目的での撮影でしたが星空がきれいなのでいつものレンズでも撮影しています。初Sigmaレンズでしたが思った以上にいいレンズたちでした。あとフィルタの方はソフトフィルタや光害カットフィルタなどあったのですが思ったように使いこなせておりません。つけたり外したりしながら撮影していましたが効果的な使い方ができておりません。トライ&エラーで覚えていくしかなさそうです。
あとカメラボディが変わったことによる発色の違いも大きく色が思ったように出せていません。こちらに慣れるのが先かもしれません。
最後に風が強くなってきたのと天文薄明時間になってきたので機材を片付けて車の撮影。お盆休みの時期なら星を見る人だらけの駐車場もこの夜は私一人でした。
D850、14-24mmF2.8、14mm,ISO6400,F3.2,30sec
DSC_7723.jpg
帰り道ににオリオン座が上がってくるのが見えました。
DSC_7731.jpg

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しぶんぎ座流星群 [天体]

毎年恒例の流星群です。今年は月齢も良く天気も良いためいつもの天体観測地へ遠征。
約1年ぶりの高原は満天の星でした。久しぶりに星のシャワーです。
DSC_8124e.jpg
今回は360°ビデオカメラを持ち込み流星群はそちらにお任せ。
久しぶりに天体撮影ですが風が強く超望遠での撮影は諦め引き気味にいくつか撮影。
DSC_8107e.jpg
だんだんと強まる強風と-10℃の気温でその撮影も断念し目での鑑賞に専念しました。
流星はポツポツといった感じでたまに大きなのが流れる程度。特にピークに近い朝の4時台、5時台に多く流れていました。
その時間の動画をアップしようと思ったのですが一晩回した動画から切り出すのと通常見れる形に変換するのにかなり時間がかかるのでまた時間のある時に。流星ネタなのに流星の画像がないという締まらない記事となってしまいました。
代わりに帰路に見た朝日で赤く染まる富士山を1枚。
DSC_8255e.jpg

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ペルセウス座流星群 [天体]

今回もいつもの天体スポットの天城高原。ペルセウス座流星群を見るのと同時に先日撮れなかったC/2020F3NEOWIZEを眺めにきました。

ネオワイズ彗星は流石にもう肉眼では全く見えず600㎜で覗いてぼんやりコアが確認できる程度。写真に撮るとまだ尾があるのが確認できました。一応左上にイオンテイルもぼんやりと写っているように見えます。

換算600mm、60sec、F3.2、ISO3200

DSC_9772.jpg

隣でもネオワイズ方向に望遠鏡を向けている人にが居たので少し話をしてみたところ先月の私が濃霧で諦めて神奈川に戻った時に辛抱強く天城に居座りしっかりと見ることが出来たとの事。見たい気持ちが強く直ぐに移動してしまいましたが辛抱していればいいこともあるんだなと再認識。鳥見も我慢が重要ですものね。
そしてネオワイズも沈んできたのでアンタレスにレンズを向けてみました。
換算600mm、180sec、F3.2、ISO3200、4枚
DSC_9800e.jpg
アンタレス星雲を撮るにはちょっと画角が狭すぎました。200㎜位の画角が良いですね。
次がM8干潟星雲です。
換算600mm、120sec、F3.2、ISO3200、8枚
M8_200812.jpg
とこのあとワシ星雲に向けたところでオートガイドのエラー値が激増しよく見ると赤道儀がストップしていました。何かの拍子にコントローラーのファームウェアが飛んだようで起動できません。赤道儀での撮影は諦めです。
そして肝心のペルセウス座流星群ですが別のカメラを天の川に向けたまま放置だったのですがうまく映り込んだ写真は数枚のみでした。今年はコロナの影響か流星群狙いの家族連れが多く車のライトや懐中電灯攻撃にあい、多くの写真が真っ白になってしまっていました。残念ですが安全第一ですから仕方ないですね。
DSC_9883.jpg
いろいろありましたが肉眼では痕の残るような火球クラスを何個も見れたのでかなり満足して帰路につきました。
さて異常停止した赤道儀ですが自宅に帰りファームの焼き直しをしてみたところ無事に起動。よく見ると内臓バッテリーが無くなっており時間が保持されない状態。これと故障が関係あるのかは判りませんが新しいバッテリーに入れ替え何度か起動していますが現時点では無事動いています。とりあえず致命的でなくてよかった。
DSC_9920e.jpg
おまけですが今回からレンズを固定するプレートを新調しました。従来は写真上側の物を使っており約1.7kgありました。
写真下側が今回新調した物でアリガタプレートにアルカスイスクランプとSLIKの微動雲台を直接固定し約0.7kgとなっています。1.0kgほどの軽量化です。
DSC_9936e.jpg
以前からプレートだけで結構な重量があると思っており軽量化を考えていました。今回、鳥撮りセットの軽量化したついでにこちらも軽量化。使っているアリガタプレートは肉厚もありかなり丈夫なのでVixenマルチプレート無しでも行けると踏んで組んでみました。
シンプルで良い感じになりました。
DSC_9927e.jpg
心配だったのがアルカスイスクランプの固定方法で直接アリガタプレートに固定すると1/4カメラネジの1点止めになってしまいます。これでは5kg近いレンズ+カメラを支えるには不安。そこでアルカスイスクランプの下にSmallRig製のアルミチーズプレートを挟んで1/4カメラネジ2点止めにしました。
DSC_9933e.jpg
さらに鋳物製で重かった微動雲台は小型軽量のSLIKのSHM-250に変更。ここに固定するのはオートガイダー用のレンズ程度なので小さいのでも十分だと思いこちらにしました。
DSC_9932e.jpg
やっぱり機材は軽い方が何かと良いですね。

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ほうき星を探して [天体]

星見は天気が一番重要なのですが7月は晴れたのは1日だけ。その日になんとかC/2020F3NEOWIZEを拝めたものの薄曇りの中でした。

8月になりやっと梅雨明けしたのでネオワイズ彗星を撮ろうと準備はするのですが夕方になると雲が広がる毎日。さらに追い打ちを掛けるように西之島噴火によるPM2.5濃度の増加による大気透明度の低下でいつもは見える近くの山ですら靄の中です。

待っていても晴れないのでSCWやWindyを頼りに晴れ間を探して星見強行してみました。

ただスッキリ晴れ渡っている場所は無く何処かに雲は残っている状態。とりあえず目ぼしい場所を決め撮影の準備を開始。天文薄明終了から月が出るまでの1時間半が勝負です。

今回は400㎜でネオワイズ彗星を狙おうと思っていたのですが風が強く断念。200㎜で準備を開始しました。そして市民薄明が終わるころから西の空に雲が広がり航海薄明が終わるころには厚い雲に覆われネオワイズ彗星は観測不可に・・・幸いにも東南~南は晴れが広がっていますので天の川だけ撮影してきました。

換算18㎜、120秒、F3.2、ISO3200、一枚撮り

DSC_8436.jpg

真ん中の縦に光るのは流星ではなく人工衛星です。撮影方向は南南東、西の側(写真右側)は雲に覆われています。じつは薄っすらと霧が広がってきており自然のソフトフィルタが掛かった状態でベガや木星、土星が大きく写っています。
そして天の川のバルジ部分は見えるのでその辺の星を撮影。風が強く星が流れてしまいスタックが厳しいかと思い長時間NRオンでの一枚撮りです。
バンビの横顔、換算300㎜、120秒、F3.2、ISO3200、一枚撮り
DSC_8422.jpg
ちょっと引いて上からM16わし星雲、M17オメガ星雲、バンビの横顔が確認できます。
換算200㎜、120秒、F3.2、ISO3200、一枚撮り
DSC_8430.jpg
そしてすぐ下にあるM8干潟星雲を狙おうとしたところで濃霧に覆われ終了。月が出るまで持ちませんでした。
今回もネオワイズ彗星に嫌われてしまいました。ペルセウス座流星群に期待なのですが台風が・・今年は天体観測をするなという事でしょうかね?

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