4月の鳥さん

もう５月になりますね。暖かい日が続き今年の桜の開花は早め。さらにその暖かさのせいで昨年は２週間くらい楽しめた花も今年は１週間くらいで寂しくなってしまい4月頭には散ってしました。晴れた日が続き花見日和が続いたので十分桜を満喫できたので短くても濃い桜シーズンとなりました。

３月前半に現れ庭にも押し寄せたレンジャクも４月頭まで近所のクロガネモチの実を食べにウロウロしていて、早めに開花した桜の花びらを食べる姿も観察できました。最終的には4月20日あたりまで近くの山にて観察でき我が街に約１.5カ月滞在したことになります。最初はヒレンジャクの週百羽の集団、次に数十羽のキレンジャクの集団。最後が10羽程度のヒレンジャクの集団が幾つかといった感じで通り過ぎております。

キレンジャクの近くでスズメも桜を啄ばんでいました。

こちらは場所が変わっていつもの渓谷のカワガラス。

雛も順調に育ち巣立ちしたようです。残念ながら巣立ちした雛の姿を見つけることができておりません。

ミソサザイの巣も幾つか確認しています。

こちらは上の写真とは別個体ですがほんのちょっとだけ目が大きくてかわいく感じます。何度も同じ個体を見ていると顔の違いも見分けるようになってきてしまいました。

こちらはウグイス。今年はあまりぐぜりを聞かなかった気がします。

そしてセンダイムシクイ。メボソムシクイやヤブサメの声も聞こえるのですが姿はまだ確認できていません。

オオルリは例年どおりの数は入っているかと思います。出だしは数が少なく少し心配したのですが、だんだんいつもの場所に収まって数が揃った感じです。

昨年に引き続きクロツグミは多め。あちらこちらで囀っていますが相変わらず姿は見せません。たまたま高い位置で囀っていたやつの腹打ちを一枚。

そしてコマドリ。今年も立ち寄ってくれました。

昨シーズン辺りからいつもの場所はすっかり知れ渡ってしまいカメラマンだらけ。なので私は他の場所での観察です。ちなみにいつもの場所にも2個体ほど確認できておりましたがいつもより早めに抜けてしまいました。

コマドリは全体的に昨シーズンより多めであちこちでその声を聴くことができます。ただ基本的に地鳴が多く静かに耳を澄ましてないと気づかないほどの小さな声。長年の観察による土地勘のおかげで気付けました。

皆気づかないのでSNS情報だけで集まる人にはその小さな声は届かないようですね。

最後にきれいに囀ってくれた声を動画で。

これを聞くと夏が始まった感じがします。

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