グレートオーシャンロード [旅行]
オーストラリア旅行の続きです。メルボルン近郊の観光地として有名なグレートオーシャンロードに行ってみました。メルボルンから南西に約200km、ここはオーストラリア有数の海岸美で奇石が並ぶ景色は有名な観光スポットとなっています。
この海岸線を走る約260kmにもおよぶ道路は第一次・第二次世界大戦の帰還兵がツルハシやダイナマイトを使って人力で作られたとのことでグレートオーシャンロードの入り口にはそのメモリアルアーチがあります。
さらにここは野生動物の観察ポイントでもあり、休憩ポイントで何種類か確認できました。
こちらはキングパロット。日本名、キンショウジョウインコだそうです。かなり人馴れしていました。
こちらは♀でいつもつがいで行動しているみたいです。
そして野生のコアラ。昼間はほとんど寝ているみたいです。動物園と同じですね。
この場所ではクッカバラことワライカワセミを見ることもできるみたいですが残念ながら休憩中には出てくれませんでした。
そして今回のメインの観光スポットの奇石群。まずはIsland Archway。真ん中の2本の柱はアーチ状に繋がっていたみたいですが風化が進み数年前に落ちてしまったとのこと。この周辺は石灰岩でできており南極から吹く強い風によってどんどん浸食が進んでいるみたいで段々と風景が変わってきてるみたいです。
こちらはLoch Ard Gorge。綺麗なビーチです。
ここは下に降りることができます。いつもは観光客でいっぱいみたいですが中国からの観光客が居ないのでかなり空いていました。
そしてメインのTwelve Apostles。12本の柱が立っておりこれが12人の使徒と呼ばれるようになったのですが現在は崩れて残っているのは8本くらいでした。
こちらはヘリコプターからの観覧。初のヘリコプターフライトです。15f分のフライトで150AUD(約11000円)でした。少し緊張しましたがつい最近買い替えた最新の機種で揺れも振動も殆どなくかなり快適なフライトでした。
パリ再び [旅行]
前回の渡仏からわずか3か月。ついこのあいだ来たばかりですがまたまたパリに足を延ばしてみました。
この土日は気温が30℃を超える真夏日。しかし湿度は低く日陰は比較的快適で日本のようにまとわりつくような暑さではありません。ただ直射日光はチクチクと刺さるくらいに痛い日差しで紫外線は日本よりも強そうです。
まずはベルサイユ宮殿を横目に駅へ。2月とは違い観光シーズンなのか朝から宮殿拝観のチケットを求めて大行列ができていました。
ベルサイユから電車で30分ほどでパリ市街です。
前回と違いエッフェル塔の周りは木々が青々としていました。ちなみに塔の天辺左側の黒い点はゴミではなく「人」です。エッフェル塔中段からジップラインでの滑走だそうです。事前に抽選で当たった260名ほどが挑戦するみたいです。いやー下から見てるだけで怖い。
エッフェル塔の反対側から。絵葉書等でよく見るエッフェル塔はこちら側かな?噴水の池は泳いで涼むパリ市民だらけでした。
前回はデモの関係で入れなかった凱旋門です。やっと間近で見ることが出来ました。でかい。
こちらも前回デモで封鎖されていたコンコルド広場。
今回やっとクレオパトラの針を間近で見ることが出来ました。
こちらもコンコルド広場のガイドでよく出てくる噴水です。冬は凍結の為水が出てないそうなのでこの時期限定ですね。
そして尖塔と屋根が焼失してしまったノートルダム大聖堂。大聖堂のある島のシテ島入口から封鎖されていて近づくことすらできませんでした。
こちらが前回2月の時の写真です。残念です。
前回はポイントゼロを踏んだおかげか、3か月でパリに戻ってきましたが今回は近づくこともできなかったので踏めていません。次回は遠いかな?
ノートルダム大聖堂の思い出 [旅行]
今朝、目が覚めると驚きのニュースが入ってきました。ノートルダム大聖堂が火災で消火作業を行っているとのこと。既に塔や屋根は崩壊し見る影もありません。先日のパリ訪問で行ったばかりなので衝撃は大きなものでした。
その2月に行ったノートルダム大聖堂の思い出の写真です。
正面入り口。自由に入ることが出来るため多くの観光客が中に入る列に並んでいます。入口では持ち物チェックをしているだけです。
崩れ落ちてしまった尖塔。繊細な作りです。この時も改修工事で足場が組まれていました。
ロンドンその2 [旅行]
イギリスは何度か訪れておりトラディショナルな食べ物に良いイメージはなかったのですが、今回は食べ物での大外れがなく平和な出張でした。そもそも経験から怪しそうなのを避けたと言うのもありますが現地のスタッフに聞くと、ここ10年で大きく変わり特にロンドンオリンピックからはかなり良くなったとの事。ホテル近くの食べ物屋はかなりよくなっていて安心出来ました。ただ、昔ながらの観光地の食べ物は相変わらずで、「味がしない」「塩辛い」のまま。黙ってても人が来る場所では変化しないとの事でした。
そんなロンドンあるあるですが、ハリーポッターで有名になったキングスクロス駅に向かうとこのような建物が見えて来て「これがキングスクロス駅か」と思うのですが実はこちらはホテルと隣の駅。映画ではこのような外観だったので勘違いしちゃいます。
で、本当のキングスクロス駅はすぐ横の地味なこちら。
外観はともかく中は煉瓦と鉄骨でできておりレトロな感じのイメージでハリーポッターの世界をイメージさせます。
そして有名になったハリーポッターの9と3/4ホーム。昔は上の写真の端っこにあったのですが2012年のロンドンオリンピックの際に移設され、きれいに作り直したみたいです。以前来たときは下の半分に壁に埋まったカートが普通のスーパーのショッピングカートというかなり雑な作りでがっかりしたのですが、今はイメージ通りのカートで作り直されていました。
そしてこちらは世界一有名になった横断歩道です。アビーロードスタジオ前の横断歩道になります。
そんなアビーロードスタジオは今も多くのビートルズファンが集まり思いを書き込んでいます。
観光地巡りも疲れたのでロンドンの公園散歩。公園には大きな池があり多くの水鳥が生息しています。
日本では外来種として嫌われたカナダガン。公園の鳥は人馴れしているので近づいてきます。
ロンドンその1 [旅行]
フランスの2週間はあっという間に過ぎてしまいました。今回は仕事がメインなのですがプライベートの時間がタップリ取れましたので初めてのフランスを楽しく過ごさせていただきました。その分もありイギリスに飛ぶのは少し寂しい気持ちもありましたがこれも仕事なので仕方がありません。
そんなベルサイユでのスーパームーンです。
パリのシャルルドゴール空港からロンドンのヒースロー空港まで僅か1時間ほど。東京から北海道に行くレベルです。
そしてロンドンは仕事で何度か訪れていおり何度か観光はしていますがもう10年以上前の話。パリと同じくベタベタな観光ルートを回ってみます。観光場所では卒業旅行らしき日本人がたくさんいました。
しかしそれだけじゃつまらないと観光ではあまり行かないと思われる場所に足を運んでみました。
広い公園ですが真ん中に見える建物が目指す目的地です。
こちらはグリニッジ天文台。子午線が通る場所です。
世界標準時を示す時計がありました。
そして言わずと知れた経度0度0分0秒の場所。ここから東経、西経に分かれます。
で、気になるのが本当にそうなのかと子午線のマーク上でスマホのGPSで測ってみると・・・西経0度0分5秒となっていました。
で、気になるのが本当の経度0度0分0秒の場所。GPSを見ながら東に歩くとだんだんとゼロに近づいてきます。先ほどの子午線の場所から100mほど東でほぼゼロとなりました。じっとしていてもばらつくので完全ゼロにはなりませんでしたが大体この辺。後ろに見えるドームがグリニッジ天文台です。
数値がドリフトしていますのでほぼ同じ場所でも西経になったり東経になったり。面白いです。
この時はてっきりスマホのGPSの精度なんてこんなもんなんだろうと子午線マークを信じていたのですがホテルに帰りGoogleMapで調べるとなんとスマホのGPSの方が正確でした。現在の測量ではどうやら子午線はグリニッジ天文台を通ってないんですね。
下の図はGoogleMapでの緯度経度です。左側の赤丸付近が子午線のある場所で最初の撮影ポイント。右の赤丸付近がスマホGPSがほぼゼロになった撮影ポイント。ポイントを示した白い枠の中の下の数字が緯度経度です。スマホのGPSとかなりの桁数で一致しています。スマホでもここまで精度出るんですね。
ちなみにこの時は日本人は見かけませんでした。普通の日本人はこんなところに興味ないかな?