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メルボルンで出逢った鳥たち [野鳥]

オーストラリアで撮った写真の整理が出来ないまま2週間が過ぎてしまいました。今週はメルボルン周辺で出逢った鳥たちをアップします。

まずは鳥とは関係なくメルボルンの街中を走る路面電車。福岡県小倉出身なのですが子供の頃は路面電車が走っていて小倉の繁華街に行くのに良く路面電車を使っていました。路面電車が走る姿もそうですが空中を蜘蛛の巣のように張り巡らされたトロリー線がとても懐かしく感じました。

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今回の旅行はいろいろ予定を詰め込んでしまったので探鳥の時間が殆ど取れていません。観光の合間にたまたま撮影できた鳥たちです。

まずはツチスドリ。マグパイラークやマッドラークと呼ばれているようです。至る所で見かけて日本でいうヒヨドリ的存在。動きはセキレイっぽく大きなセグロセキレイといった感じです。こちらは♂
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こちらはメスのようです。
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インドハッカだそうです。インディアンマイナと呼ばれているようです。こちらはムクドリの仲間で厳つい顔しています。その顔の通り気性も激しいようです。
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ミナミワタリガラス。日本のカラスとは違い白い目に蒼い虹彩です。数は少なめ。
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ゴシキセイガイインコ。レインボーロキートだそうです。街中で見よく見かけますがこの時期は花の蜜を吸っていることが多く高いところに居ます。
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アカミミダレミツスイ。レッドワトルバードだそうです。こちらもよく見かけます。メスは赤い耳たぶのようなものがありません。
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イエスズメのヒナです。イエスズメのオスはいかつい顔ですがひなは可愛いですね。
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たぶんメジロキバネミツスイです。ニューホーランドハニーイーター?だそうです。少し遠めで証拠写真。
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似ていますがこちらはクロガオミツスイだと思います。
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タテガミガンの若だと思います。
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レンジャクバト。クレステッドビジョンです。その名の通り鳩っぽい動きです。
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遠いですがシロハラコビトウだと思います。海岸線をよく飛んでいました。
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オオアジサシ。ターンと呼んでいました。
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最後に名前が判らない鳥。もう少し調べてみます。
マミジロヤブムシクイだそうです。スッキリしました。
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他にも何種類か見かけましたがカメラを持ち歩いておらず撮影はできていません。アップした写真の多くは70-200のレンズでの撮影。200-500も持って行ったのですが交換している間に居なくなったり・・
キバタンなどは沢山見たのですが出るときに限って手ぶら。その中でもルリオーストラリアムシクイが目の前に居たのが悔やまれます。蛍光色の青で本当に綺麗な鳥でした。
こんなに身近に野鳥を見れるなら1日くらい探鳥時間を取っておくべきでした。

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グレートオーシャンロード [旅行]

オーストラリア旅行の続きです。メルボルン近郊の観光地として有名なグレートオーシャンロードに行ってみました。メルボルンから南西に約200km、ここはオーストラリア有数の海岸美で奇石が並ぶ景色は有名な観光スポットとなっています。

この海岸線を走る約260kmにもおよぶ道路は第一次・第二次世界大戦の帰還兵がツルハシやダイナマイトを使って人力で作られたとのことでグレートオーシャンロードの入り口にはそのメモリアルアーチがあります。

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さらにここは野生動物の観察ポイントでもあり、休憩ポイントで何種類か確認できました。
こちらはキングパロット。日本名、キンショウジョウインコだそうです。かなり人馴れしていました。
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こちらは♀でいつもつがいで行動しているみたいです。
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そして野生のコアラ。昼間はほとんど寝ているみたいです。動物園と同じですね。
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この場所ではクッカバラことワライカワセミを見ることもできるみたいですが残念ながら休憩中には出てくれませんでした。
そして今回のメインの観光スポットの奇石群。まずはIsland Archway。真ん中の2本の柱はアーチ状に繋がっていたみたいですが風化が進み数年前に落ちてしまったとのこと。この周辺は石灰岩でできており南極から吹く強い風によってどんどん浸食が進んでいるみたいで段々と風景が変わってきてるみたいです。
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こちらはLoch Ard Gorge。綺麗なビーチです。
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ここは下に降りることができます。いつもは観光客でいっぱいみたいですが中国からの観光客が居ないのでかなり空いていました。
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そしてメインのTwelve Apostles。12本の柱が立っておりこれが12人の使徒と呼ばれるようになったのですが現在は崩れて残っているのは8本くらいでした。
こちらはヘリコプターからの観覧。初のヘリコプターフライトです。15f分のフライトで150AUD(約11000円)でした。少し緊張しましたがつい最近買い替えた最新の機種で揺れも振動も殆どなくかなり快適なフライトでした。
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山が無いので上空から見ると地平線と水平線が一直線につながっており広大なオーストラリアを実感できます。
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こちらがそのTwelve Apostlesです。下に降りて浜をあることもできるみたいですが滞在時間的に諦めました。
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ヘリコプターフライトは動画でも。
天気にも恵まれ快晴の下でのフライトは絶景の連続でした。
本当にきれいでした。

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セントキルダビーチその2+ フィリップ島 [野鳥]

フェアリーペンギン見物の残りです。

このビーチは西向きなので夕日がきれいに見えます。

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この日は空気が乾燥し澄んでいたのでもしかしたらグリーンフラッシュが見れたかもしれませんがペンギンに夢中で日の入りの瞬間を見逃してしまいました。
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先日アップしなかった動画をいくつか。
階段の下を覗くと・・・
3羽で羽繕いです。
上陸先発隊のペンギンです。何度か偵察して危険が無ければ残りのペンギンが上陸します。
ペンギン同士が呼び合っています。日本によくいるフンボルトペンギンより少し高く細い声です。
距離感はこんな感じ。スマホ撮影でもこのくらい撮れます。
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以上がセントキルダビーチでした。
ペンギンパレードのフィリップ島を少し紹介。ペンギンパレードとして観光地化されていて綺麗な施設も作られています。
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私たちはホテルからの往復と入場料・夕食付のツアーに申し込みました。ペンギンの上陸は夜遅くなるので夕食付にするとその後が楽です。今回は日本人のガイドさんでとても楽でした。
現地に入ると前日の状況が掲示されています。前日は8:51PM先発隊が上陸したとのこと。かなり遅い時間に見えますがこの日の日の入り時刻は8:40PM頃、日没後10分程度で上陸開始です。
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たまたまサンドアートがおいておいてありました。
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そしてここが見学するビーチ。階段状になった見学ベンチから見ます。今回は少しプレミアムなペンギンプラス席での見学。通常席ではペンギンの上陸場所から少し離れていて見にくいとのこと。また一番のVIP席がアンダーグラウンドビューイングで半地下からガラス越しに目の前を歩くペンギンを見れます。ただガラス越しで囲まれているので一方向からしか見れないこともありペンギンプラス席での見学としました。自由に動けてこちらの方が色々見れるかと思います。
この奥に見える海から上陸し目の前の浜辺を歩いて自分の巣に戻ります。すぐ目の前を歩きますので肉眼でも十分に楽しめます。
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と撮影はここまで。ほぼ前日同じ時間に上陸を開始して1時間ほどペンギンパレードを堪能しました。餌を食べてパンパンに膨れ重そうな体を左右に振りながら歩く姿がとても可愛いです。帰りの集合場所に戻る際も歩道沿いにこのようなペンギンが何十羽も歩いていますのでそれを見ながら帰路へ。なんとか日付の変わる前にホテルに着くことが出来ました。

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セントキルダビーチ [野鳥]

ここはセントキルダという町にあるビーチ

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そのビーチにある400mほどの桟橋を渡り

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防波堤の岩の隙間を覗くと・・・
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いました。フェアリーペンギンです。
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今週はこの野生のフェアリーペンギン(コガタペンギン)に会いにオーストラリア南端ビクトリア州のメルボルンにあるセントキルダというビーチに来ました。野生のペンギンを生で見るには一番手軽(?)に行ける場所です。
メルボルンは世界一住みやすい街に選ばれ、治安も良く夜でも安心して歩ける街です。先日まで全豪オープンテニスが行われていたので知っている方も多いかと思います。実は私はこのツアーに申し込むまではほとんど知らない街でした。
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そのメルボルンの中心部からトラム(路面電車)で20分ほどの距離にあるのがセントキルダビーチ。このトラムがとても便利で、Mykiという日本でいうSuicaのようなICカードを使い往復4.5AUD(オーストラリアドル。日本円で350円くらい)でセントキルダまで行けます。トラムも数分から十数分に1本ありますので待たずに乗ることができPTVという専用アプリを見れば路線番号や降りる駅などが簡単に判ります。東京の地下鉄より楽かもしれません。さらに深夜0時過ぎまで20分おきに運転していますので帰りの足の心配する必要もありません。海外で交通の便を心配しなくていいのは本当に楽ですね。
ビーチに着くと南半球は夏という事もあり海水浴を楽しむ人でいっぱいでした。
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そのビーチにある防波堤はフィリップ湾最大のフェアリーペンギンルッカリーとなっておりボランティアによる保護活動が行われています。
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メルボルンから南に1時間ほどの距離にはフィリップ島というオーストラリア大陸最大のフェアリーペンギンルッカリーがあり日没後に数百羽のフェアリーペンギンが巣穴に戻るために行進する姿を見ることが出来ます。ヒナに餌を与える為、沢山の餌を食べて丸々と太ったペンギンがヨチヨチと歩く姿はとても可愛く愛らしいです。もちろんフィリップ島でのペンギンパレードを堪能したのですが、ペンギン保護区となっており行進中の撮影は一切禁止。フラッシュを焚く人やライトを当てたりする人が後を絶たので仕方ありません。その為、そこまで規制の厳しくなっていないセントキルダでペンギン撮影を堪能しました。
2月というとオーストラリアでは夏の終わりの時期。この夏に生まれたヒナが巣立つ直前で昼間はそのヒナが岩場の隙間から少し顔をのぞかせています。
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既にヒナの綿毛も抜け落ち大人の羽毛が生え揃ってきていました。
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人馴れしているのかすぐ横を人が歩いていても逃げませんし、スマホでも撮れる距離まで近づけます。
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親鳥は昼間、餌を取りに数キロ先の沖まで出かけており日没になると戻ってきてヒナへの餌やりを行います。その親鳥が戻ってくる時間を狙ってギャラリーが集まります。日本人も何組か見かけました。
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このセントキルダでは数羽が戻って来るだけですのでフィリップ島のペンギンパレードとまではいきません。
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でも浜辺を歩くペンギンを見ることが出来ます。
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ナトリウム灯で照らされていますので日が完全に沈むとオレンジ色に染まってしまいます。
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通路で休むペンギンもいたり
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22時過ぎまでペンギンを堪能しました。一晩中見れられますが、あまり遅いと次の日に響きますので適当な時間で切り上げ。流石にこの時間までいる日本人は私たちだけでした。
9年ぶりの野生ペンギン。やっぱり生ペンギンは良いですね。
オーストラリアの森林火災やコロナウィルス騒ぎで行くかどうか少し悩みましたが結果的に行ってよかったです。

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