鳥撮り収め [野鳥]
とうとう平成最後の大晦日です。平成元年に就職しそこから公私ともに激動の30年間でした。中でも鳥にどっぷり浸かったこの10年が中でも一番有意義に過ごせたと思います。鳥撮りを通じ知り合った方々のおかげです。心より感謝いたします。
そんな鳥撮りも昨年から「同じ場所を極める」をテーマに探鳥をしてきました。いろいろの方々から鳥情報を頂くのですが申し訳ないと思いつつ、同じ場所をしつこく探鳥してきました。おかげで同じ個体を追い続けることができ、ほんの少しだけ鳥の気持ちに近づけたかなと勝手に思っています。これを続けても何か成果があるかわかりませんが来年もしつこく深い鳥探しを続けたいと思います。
まずはいつもの林道です。最近はヤマセミの行動パターンが変わり出逢いが少なくなってしまいましたが1日1回は見ることが出来ています。
今日の野鳥 [野鳥]
いつもながらですが一足早めに冬休み。とは言っても家の掃除をしなければならないので何時もの場所をさらっと散策。
相変わらず鳥の気配は薄いですがいつものところにはいつもの鳥が出てきてくれます。
今週の野鳥 [野鳥]
今週の写真 [野鳥&天体]
今週はふたご座流星群極大。天気に恵まれなかったり休みが合わなかったりで久しぶりに流星群を見るような気がします。ただ薄い雲が覆っておりあまり良い天気とは言えません。しかしその雲の隙間から流れる流星が見え、かなりの数が流れているのが確認できます。中には雲が明るくなるくらい明るい火球クラスも流れているようです。その雲がすっきり晴れたのが3:50頃。比較的光害の少ない西に向けて撮影開始。天文薄明の始まる5:00過ぎまで1時間ちょっと撮影しました。その写真を比較明合成です。
ISO1600、SS30秒、135枚コンポジット
星の軌跡で埋もれていますがこの写真で10個以上の流星が映り込んでいます。一番大きかったので左上に切れている流星でマイナス等級の火球です。向けた方向に流れてくれればよかったのですが・・・。この日確認したのは晴れた1時間の間に40個以上。2~3分おきに数個連続で流れるといった具合で4個同時に流れていたりしました。久しぶりに流星群を堪能した週末となりました。
鳥の方の写真はトラツグミのみです。人がいても逃げないトラで色々な角度から撮らさせてくれました。そのうち2枚だけ掲載。いずれもノートリです。
今週の野鳥 [野鳥]
今週は新月ということで久しぶりに星撮りにでも出かけようと先週あたりから準備を進めていました。そこでいつも悩ましいのが天気。予報では天気が良さそうなのですがGPVを見ると雲量が多め。何時もの観測地に至っては晴れの予報から曇りの予報となり観測は厳しそうです。ただ自宅周辺はまだ晴れ間も見えているのでとりあえず近くの標高700mほどの山に登ってみることにしました。
現地に着くと全体に薄雲が広がり北方向は暑い雲に覆われ北極星は見えません。とりあえず赤道儀をセットし見える星でアライメントを実施。そして極軸ズレを補正して赤道儀セット完了。久しぶりでしたので赤道儀をセットしただけで結構満足していたりします(笑)。そして、その頃には南側に少し雲の切れ間が広がっていました。
そこから見えるそうな天体を探すと丁度明るさを増している46P/Wirtanenがあります。レンズをそちらに向けるとレンズ越しでも薄っすらとその姿を確認できましたので本日のターゲットを彗星に絞り観測を開始です。
試し撮りするとどんどん彗星が動いているのが見て取れかなり足が速い彗星です。そこで彗星追尾で撮影してみました。
ISO3200,F3.2、15秒×120枚合成
トータル30分でここまで動いています。尚、何本か見える長い線は人工衛星です。噂だと短い尾が確認できるとの事でしたが光害地域なのでそこまで写し込むことはできませんでした。これを撮影し終わるころにはまた雲が広がり撮影終了となってしまいました。
今年の冬休み頃は天体観測に良さそうな月齢となりそうなのでそれに向けたいい練習になりました。また次回。
そしてメインの野鳥は先週ヤマセミばかりでしたので今週はヤマセミ以外に絞って探鳥しました。