やっと天体観測 [野鳥&天体]
今週はやっと天体観測ができました。実は先週も天体観測に出かけていたのですが観測地に到着すると薄雲で観測出来ず。今週こそはということでリベンジしてやっと満天の星空下での天体観測となりました。
今回は久しぶりというのもありいろいろな天体にカメラを向けてみました。月が沈んでから天文薄明まで僅か3時間しかないなかでちょっと欲張ってます。短時間でセッティングできるように今回はオートガイダーなしのノータッチガイドでの撮影。歩留りを上げるため露出時間を短くしてのトライです。
一番の目的がC/2015V2のジョンソン彗星。比較的明るくなっておりコア部分はレンズ越しでも見えるくらいの明るさです。
写真に撮ると右下に伸びるダストテイルが写りました。イオンテイルがダストテイルと反対方向に伸びているはずなのですが残念ながらそこまでは映しこむことはできませんでした。
400mm(換算600mm)、F3.2、ISO3200、120秒、5枚スタック
M31アンドロメダ銀河。バルジ部分(中心部分)が明るいこのような天体は露出時間を変えて数枚か撮るのがセオリーみたいなのですが横着をして同じ設定で撮影。じっくりと時間を掛けて綺麗に撮りたいですね。
400mm(換算600mm)、F3.2、ISO3200、60秒、10枚スタック
M20三裂星雲(上側)とM8干潟星雲(下側)です。
400mm(換算600mm)、F2.8、ISO3200、30秒、15枚スタック
天の川のバルジ付近を少し広めに撮影。先ほどの三裂星雲や干潟星雲も含まれています。上の方にはバンビの横顔と呼ばれる星の集まりが写っています。しかし一体何個の星があるんでしょうね。
70mm(換算105mm)、F3.2、ISO3200、60秒、1枚撮り
最後に超広角で垂直に伸びる天の川。織姫・彦星のベガとアルタイルがはっきり見えます。
そのベガの左側にヘルクレス座τ流星群由来らしき流星が写っていました。肉眼では5個ほど明るいの流星を見ることが出来たのですが撮影中に流れたのはこの1個だけでした。
11mm(換算16mm)、F3.5、ISO3200、60秒、1枚撮り
久しぶりの徹夜は体に堪えました。と言いつつもその帰りに鳥見にいつもの場所に立ち寄ってしまいました。
2017-06-04 19:36
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