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ペルセウス座流星群 [天体]

夏の恒例行事となってきましたペルセウス座流星群です。
2014は月の影響もあり観測はイマイチ。今年は月の影響を受けない絶好の観測条件です。
このため期待していたのですが神奈川周辺は台風の名残の雲の影響で天候は悪く厚い雲に覆われています。
絶好の観測条件日は12日深夜~14日朝まで。しかし12日夜は厚い雲だけではなく雨も降り出し断念。
13日夜も天気は良くは無いのですがGPV天気予報の雲量予測を見つつロケハンをしながら移動。
はじめは標高760m程度の近場の山での観測かと思っていたのですが低くてもやっぱり山で低層の雲が時々流れてきて雲の中に入ってしまいます。ここまではGPV雲量予報には出てきません。
そんなこんなで移動すること2時間半。たどり着いたのが冬にベニマシコなどを観察するダム湖畔の林道入り口にある鉄橋の上です。薄い雲は残っているもののまあなんとか観測できる状態。
とりあえず赤道儀を使わず固定でカメラをセット。撮影を開始して間もなくかなり大きな流星が流れて行きました。なんとか間に合った感じです。
8月13日22:37頃 画角11㎜(換算約16㎜)、F3.5、ISO1600、30秒
DSC_3273s.jpg
運よく写真のど真ん中に落ちてくれました。換算16㎜のノートリでこの大きさで撮影できていますのでかなり大きいことがわかるかと思います。眼視ではもっと暗いところまで見えていますので写真の倍の大きさのイメージで今まで見た中でトップクラスです。ピークの時間まではまだまだですので期待したのですが1時間も経たずに全天が雲に覆われてしまいこの日は終了です。
翌14日夜もチャレンジ、今度はライブカメラやウェザーニュース天気予報などから天体観測で有名な天城高原に行くことにしました。今度は日が落ちる前に現地入りして赤道儀とハンモックをセット。その時を待ちます。
そして時間を追うたびに大小の流れ星を確認できます。12日、13日よりも少ないと言われているものの1時間に10個ほどは確認できます。
カメラは天の川をメインに写るように向けソフトフィルターを入れての撮影です。小さな流星は写らないのですが大きな流星の場合はかなり綺麗に写るはずなのですが・・・残念ながらカメラを向けた方向には流れず撮影はできませんでした。
DSC_3389.jpg
そして23時を過ぎる辺りからまた雲が出始めて日付を変わるころにはすっかり雲の中にはいってしまいました。 
最終的にはちゃんと数えられてはいませんが30個くらいは確認できたと思います。また昨日撮影した流星と同じクラスの大きなのも5つほど確認できました。環境の良い所で大きな流星を見ると流星痕が残っているのがわかりますね。感動です。
来年度も観測条件が良さそうなので今度は天気が良くなることを祈ります。

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