今週の天体と野鳥 [野鳥&天体]
今週は新流星群として期待されるキリン座流星群を見に富士山周辺に出かけました。
初めは標高1000m付近の2合目から観察しようと思っていたのですがすっぽり雲の中。この雲の上に出ようとどんどん昇っていくこと約1400m、結局標高2400mの5合目に到着してしまいました。しかし低層の雲の上に出るには出たのですがさらに上に高層の雲がかかっており星観測には適さない天候です。それでもカメラをセットし流星観察をしました。
そして21時過ぎかなり明るい光が目に飛び込んできました。こちらに向かってくる火球だと思われます。
下の写真の右下がそれです。ちなみに左上は流星ではなくイリジウムフレアという人工衛星の太陽光パネルの反射だと思われます。あまりにも速度が遅いので流星とは違うことがわかります。
そして右下部分を拡大するとこんな感じです。こちらに向かってくる方向なので尾が短く明るく光る流星です。短いながらも尾の方向からキリン座流星群の可能性が高いですね。
この他にも大きな火球を見れましたが写真に撮れたのは上一枚だけ。そして再び厚い雲に覆われてしまいました。
次に晴れ間が出たのが夜中の2時過ぎ。流石に流星群は観測できない時間ですので普通に撮影し星観測を終了しました。
折角5合目に来たので明るくなるまで待って鳥見です。
富士山の夏と言えばルリビタキですね。かなりの数が鳴いていました。ただカラマツの中で囀っていますのでなかなか姿を確認できません。時々飛び出してきてくれたところを撮影です。
下の写真はルリビタキ♀です。後ろの白いのは雪です。
♂も時々出てきてくれます。久しぶりのルリビタキですね。
他はヒガラが沢山いました。
富士山をだんだん下りながらルリビタキの声を確認していたのですが4合目あたりまでは声が聞こえますが3合目になるとほとんど聞こえません。2合目まで降りてくると今度はキビタキやオオルリの声が聞こえます。この辺が境目なんでしょうね。
夏冬色々な鳥が見れて面白いです。この日は眠さと疲れで早めに切り上げて帰路につきましたが、こんどゆっくり鳥探しをしてみたいと思います。
ちょっとおまけですが別の場所で撮った鳥です。いよいよ夏鳥本番ですね。
2014-05-25 19:10
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