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南極の旅:ポートシャルコー [南極]

初めての上陸がこのポート・シャルコーです。ここはフランス人の探検家・・・すみません忘れました。ちゃんと調べて更新します。
ここではまずゾディアッククルージングで湾内の散策です。透明で青い流氷が間近で見る事が出来ます。

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そしてこの湾内は海水が緑色でクリアーではありません。話を聞くと藻の一種でそれが豊富なのでこの色になるとの事です。そしてこの藻を食べるオキアミが多く集まりさらにそれを食べるペンギンなどの動物が集まる。食物連鎖を実感する瞬間でした。
島に目をやるとジェンツーペンギンの大きなルッカリーがありかなりの数確認できました。その中にミナミゾウアザラシも寝ています。

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さらに流氷の上にもカニクイアザラシ、ウェッデルアザラシ、ヒョウアザラシ、そしてナンキョクオットセイを見ることができました。南極には6種類の海獣しかいないそうでうちの5種類を一気に見てしまったみたいです。ガイドしてくださったサイモンさんは明日帰っても良いんじゃないか?と言ってました。ラッキーです。

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そして約1時間のクルージング後に上陸となり2日ぶりにやっと大地を踏みます。まだ南極大陸ではなく周辺の島のひとつですが南極への初上陸です。
上陸した島にもジェンツーペンギンのルッカリーが幾つか点在しかなりの数のジェンツーペンギンがいました。今の時期は子育ての時期らしくかなりの数の雛が見られ中には抱卵している個体もいました。あとで聞いたのですが今年は南極でも雪が多く子育ての季節が少し遅れているそうです。

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そうしてジェンツーに心奪われている中、遠くからこちらの様子を伺いながら近づいてくるペンギンがいます。アデリーペンギンです。JRのSUICAペンギンでお馴染みの目の周りの白いアイリングがキュートなペンギンです。1歳程度の若い個体らしくこちらに興味深々な様子です。

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そして頭の周りを盛んに飛び回っているのが雛や卵を狙うナンキョクオオトウゾクカモメで親鳥の隙を狙うように頭の周りを旋回しています。テレビでしか見たことの無い世界が20mほどの目の前で繰り広げられています。本当に目前です。すごいです。

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またこれら野生動物の殆どは人を恐れる様子は無くかなりの距離まで近づいて来ます。南極条約上5m以上の距離を確保しなければならないのですがかなりの勢いで近づいて来ます。しかも脅かしては駄目との事なので足元が不安定な中ゆっくり下がらなくてはならず距離を確保するのが結構大変です。
とりあえず初のゾディアックボートによる上陸でした。少し緊張しましたがとても楽しいひと時でした。
なお帰りは靴の底についたペンギンの糞などを持ち帰らない用にブラシで掃除します。持ち込まない・持ち帰らない。南極での鉄則で上陸する人が一番気を使わなければならない決まりです。

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sarry

圧倒されますね~ こういうのは遠くから望遠で撮ってる
映像がTVなんかで流れていると思っていましたが、意外と
近くなんですね^^ アザラシのあくびやペンギンさんのカット
まるで動物のポスターみたいです!
by sarry (2011-02-04 15:12) 

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