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カモが来た [カメラ機材]

カモと言っても鳥のカモではありません。カモ柄のジンバルタイプの雲台です。
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家にいることが多くなるのなにかと無駄遣いをしてしまいます。これを買ったからと言って鳥を見つけやすくなるわけでも腕が向上するわけでもないのですが何か変化を期待して買ってしまいました。
左が今まで使っていたGITZO GHFG1で右が今回購入したLEOFOTOのPG-1です。LEOFOTOは中国の撮影機材メーカーですがここの所急激に品質を高めている注目のメーカーです。
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最近は中国の撮影機材メーカーの躍進が凄く雲台やプレートなどを安価で販売しています。魅力は価格だけでなく精度や各部の操作感も良く品質の高さを実感できます。
買った雲台も超々ジュラルミン(A7075)の無垢材の削出し。このフレーズだけで機械オタクはそそられるのですが、余計な肉を削り落としたメインフレームの美しい仕上がりが購買意欲を高めれくれます。
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さらに水準器があったりチルトフレームがアルカスイス規格のプレートになっていたりと使う人の気持ちをよく研究したジンバルヘッドです。私はこのチルトフレームに小型アルカクランプを付けマイク用アームを固定しています。このクランプ(DC-12)やアーム(AM-2)もLEOFOTO製です。
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本当は黒が良かったのですが黒だと入荷まで時間が掛かるとの事でカモ柄となりました。
そして同時購入したのがレンズフット。写真の奥が今まで使っていたノーマルレンズフット+アルカスイスプレート。手前が今回購入したRRSのLFC-17というレンズフットで撮影機材で超有名メーカーの品です。
レンズフット自体がアルカスイス規格となっており直接アルカクランプに付けられるので別のプレートを必要とせず軽量化にも貢献します。
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今回は久しぶりに個人輸入で日本で同じ雲台を買うより6割程度の値段で購入できます。さらに同時購入したレンズフットや送料・通関手数料等を含めたトータル価格でも日本で雲台だけを買うより安くなりました。
これ以外にもマイクを固定するアームを変えたりといろいろと機材の見直しをおこないトータル750gほど軽量化できました。たかが750Gですが総重量9kgの機材での750gなので軽くなったのを実感できます。但し肩に掛かる負担が軽くなった感じはしません。
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肝心の使い心地ですが、一番よかったのはロックノブにより微妙なフリクション調整ができ好みのトルクに調整できる事。GITZOの方はフルードカートリッジ内臓でトルクが固定でしたのでここが良くなりました。ただパンとチルトのバランスが難しく調整が面倒なのがネックです。さらにフリクションを機械摩擦で作っていますので静摩擦から動摩擦になるときのトルク変動がちょっとだけ気になります。この辺はGITZOは使いやすい様に調整されていたんだなと実感しました。
強度に関してはマグネシウム合金モノコック構造のGITZOが圧勝ですがチルト回転軸からプレートまでの作りはLEOFOTOの方が勝っています。完全ロックした状態ではGITZOもLEOFOTOも強度不足を感じることもあるのですが通常使う分には特に気になりません。
そして購入したジンバルヘッドの不満点はパン軸とチルト軸をロックする際に軸が微妙に動くこと。動画を取る際に固定しようとロックノブを締め込んでいくと構図がずれてしまいます。ロックしないで使うように使い方のを変えないと駄目ですね。
良い所・悪い所ありますので使っていきながら機材に合った使い方をしていきたいと思います。
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なによりこの雲台購入の最大のメリットは鳥枯れのこの季節でも鳥を探そうという気にさせる事かも事かもしれません。行かないと会えないですからね

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