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ほうき星を探して [天体]

星見は天気が一番重要なのですが7月は晴れたのは1日だけ。その日になんとかC/2020F3NEOWIZEを拝めたものの薄曇りの中でした。

8月になりやっと梅雨明けしたのでネオワイズ彗星を撮ろうと準備はするのですが夕方になると雲が広がる毎日。さらに追い打ちを掛けるように西之島噴火によるPM2.5濃度の増加による大気透明度の低下でいつもは見える近くの山ですら靄の中です。

待っていても晴れないのでSCWやWindyを頼りに晴れ間を探して星見強行してみました。

ただスッキリ晴れ渡っている場所は無く何処かに雲は残っている状態。とりあえず目ぼしい場所を決め撮影の準備を開始。天文薄明終了から月が出るまでの1時間半が勝負です。

今回は400㎜でネオワイズ彗星を狙おうと思っていたのですが風が強く断念。200㎜で準備を開始しました。そして市民薄明が終わるころから西の空に雲が広がり航海薄明が終わるころには厚い雲に覆われネオワイズ彗星は観測不可に・・・幸いにも東南~南は晴れが広がっていますので天の川だけ撮影してきました。

換算18㎜、120秒、F3.2、ISO3200、一枚撮り

DSC_8436.jpg

真ん中の縦に光るのは流星ではなく人工衛星です。撮影方向は南南東、西の側(写真右側)は雲に覆われています。じつは薄っすらと霧が広がってきており自然のソフトフィルタが掛かった状態でベガや木星、土星が大きく写っています。
そして天の川のバルジ部分は見えるのでその辺の星を撮影。風が強く星が流れてしまいスタックが厳しいかと思い長時間NRオンでの一枚撮りです。
バンビの横顔、換算300㎜、120秒、F3.2、ISO3200、一枚撮り
DSC_8422.jpg
ちょっと引いて上からM16わし星雲、M17オメガ星雲、バンビの横顔が確認できます。
換算200㎜、120秒、F3.2、ISO3200、一枚撮り
DSC_8430.jpg
そしてすぐ下にあるM8干潟星雲を狙おうとしたところで濃霧に覆われ終了。月が出るまで持ちませんでした。
今回もネオワイズ彗星に嫌われてしまいました。ペルセウス座流星群に期待なのですが台風が・・今年は天体観測をするなという事でしょうかね?

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