今日の野鳥

今朝は久しぶりに林道に行ってみました。

朝早いのが好きな私、日の出前の朝焼けを眺めながらフィールドに入ります。もちろん鳥見の人は私一人です。

林道を歩いているとカヤクグリが沢山鳴いていますがまだ暗く姿を確認するのがやっとです。またルリビタキかジョウビタキか解りませんが囀りが所々で聞こえます。頭の上に数十羽飛んでいく集団がいます。よく見るとアトリのようです。

それらを眺めながらベニマシコがよく出ていたポイントに到着。そのころにはすっかり明るくなっています。

ここにも数十羽のアトリの集団が飛び回っていました。ベニマシコの姿もチラホラ見えます。

アトリは集団でいるとちょっとでも人の気配を感じると一気に飛び立ってしまいます。そしてその動きにびっくりしたベニマシコも遠くに飛び立ってしまいました。

出来るだけ気配を消すため身を低くして待っているとまた寄ってくるのですがカメラを向けるだけで逃げてしまいます。

そうやって待っているうちに集団はだんだんバラけて単独行動が目立ってきました。

そうなると一転、多少動いても逃げることがなくなります。集団の方が敏感なんですね。 

一方こちらは比較的フレンドリー。身をかがめてじっとしている姿を観察するかのように興味深々でこちらの様子をうかがっていました。

いつものお山では今年はルリビタキ雄が多いのですが林道は雌 or 若だらけです。なかなかいいバランスになりませんね。

 

高い枝の上にはまだ沢山の実が残っていますのでなかなか下の方の実は食べてくれません。

このため肝心のベニマシコは高い枝の上ばかり。枝被りで写真になりません。

こちらはジョウビタキの雌ですがこれくら見晴しの良い場所で食べてくれればいいのですが・・・

そう思っていると上の木の枝で実を啄んでいたベニマシコが近くに降りてきてくれました。

今シーズン初ベニマシコです。来た甲斐がありました。

満足しながら林道を戻っていると地面で数十羽、何かを啄んでいる鳥がいます。カヤクグリかと思いカメラを向けるとそこにはベニマシコの集団。その瞬間に私に気が付いた数羽が飛び去りました。それでも気にせず食べ続けているやつもいますのでじわりじわりと距離を詰めて激写。地面にいるベニマシコは初です。

何を食べているのかと思いきや・・・コケの表面に付いた氷を啄んでいました。水分補給ですかね？

ということで今日は林道を満喫しました。

今回は林道の奥側半分だけの散策です。手前の半分は工事の為に朝7時過ぎからダンプの往来していました。

もちろん鳥見どころではありません。早く終わってくれると良いのですが・・・

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