SSブログ

春休みの工作 [カメラ機材]

本日は雨。鳥撮りにとっては厳しい天気ですよね。
最近は写真整理をさぼっていて写真現像用のPCのハードディスクは一杯です。そろそろと思いつつ別のことをはじめてしまい一向に進みません。そう思っているくせに工作を始めてしまいました。
5月の大きな天体イベントと言えば金環食。それに向けての準備です。
太陽を撮るのでNDフィルターが必須なのですが太陽撮影用として売られているNDフィルターはかなり高価な上に太陽を撮る以外に使い道がありません。しかも小さい口径しか準備がない。
私の使っているサンニッパはリアフィルター方式。φ52㎜のフィルターを入れればいいのでそんなに大きなフィルターは必要ないのですがやはり太陽を長時間撮影となるとレンズが心配になります。できればフロントフィルターを付けたい気分ですが、φ120㎜ほどありますのでもしあっても超高価になってしまいます。
そこで今回これらを解決するためにフィルム式のNDフィルターを購入しました。商品名はアストロソーラーフィルターです。
比較的安く、フィルム状なので自由に加工でき好きなサイズのフィルターを作成できます。
こちらがそのフィルター。ハーフミラーなフィルムで約1/10000に減光する品です。
DSC_1866.jpg
フィルターは1月末ごろ購入。初めは厚紙を輪っかにしてそれにフィルターを貼って見たのですがどうも綺麗に貼れない上に試し撮りで撮った後に外す際にフィルターを破いてしまいました。そんな事もありしばらく放置。
そして先日良いものを発見してしまいました。刺繍の際に使う布を挟む輪っかです。100円均一で発見したのですがその内径もサンニッパのレンズフードにほぼピッタリなサイズ。もうこれしかないと買ってきました。
そしてフィルターを張ってみるとこんな感じになります。挟むだけなのですごく簡単。まるで専用部品みたいです。
DSC_1871.jpg
レンズにつけるとこんな感じに。これならばフレームがしっかりしているのでフィルムを破ることもなさそうです。
DSC_1877.jpg
こちらは初めに作った厚紙バージョンで撮影した太陽です。黒点がはっきり確認できます。
撮影設定はISO100,F13でシャッター速度1/4000。
太陽が欠けるともう少し暗くなりますので設定は変えながらの撮影になりそうですね。
DSC_4883.jpg
ついでに余ったフィルターで目視確認用も作ってみました。
DSC_1878.jpg
さてあとは天気になることを願うのみです。
ここまで周到に準備すると雨になる予感がするのは私だけでしょうか?
金環食がダメならば6/6の金星の太陽面通過も控えているのでそちらにも期待。

ちょっとだけカメラテスト [カメラ機材]

珍しい鳥が出てると先週噂を耳にして今週末にでも行ってみようと思っていたのですがどうやら抜けてしまったようで残念ながら撮影出来ませんでした。
ここの所週末はどたばたとしていて鳥撮りにいく時間が取れません。 
そんな中ですがD7000を借りられる機会がありましたのでちょっとだけテストです。いつものD90と比べてどうななのかなと思っていつもの鳥撮りです。
DSC_0025.jpg
山の上は真っ白でした。
DSC_5713.jpg
そして鳥待ち・・・・出てきてくれません。雪のせいでしょうか?
とりあえずヤマガラさんだけは出てきてくれましたので撮影です。
DSC_0099.jpg
D7000もいろいろと言われていましたがしっかり解像し綺麗に撮れますね。羽に少しモアレが出ています。
ISO感度も一段分有利な感じです。やっぱり新しいのは良いですね~。
でもまだしばらくD90に頑張ってもらいます。
もう少しでシャッターユニットが設計寿命を超えるのが心配の種です。

Nikkor Ai 50f1.4 [カメラ機材]

Nikkor Ai 50f1.4という古いレンズを手に入れました。30年ほど前に発売されたレンズです。
私のカメラはAPS-C。1.5倍相当の画角ですので75mmということでやや望遠気味のレンズとなってしまいます。風景では少し長いかなとは思いますがポートレートやスナップでは活用できそうな画角です。
NikonFマウントの良いところはとりあえず古いレンズでもなんとか使えるようにすることが出来ると言うこと。私のカメラではレンズの絞りが連動せずカメラ側の自動露出補正が全く効かないのですがフルマニュアルであればなんとか撮影することが出来ます。撮影後直ぐに確認できるデジタルカメラなら露出を追い込むことができますので私程度でもなんとかなったりします。
DSC_8932.jpg
とは言ってもレンズ内はゴミだらけでそのまま使える状態ではなくメンテナンスが必要です。メーカーに清掃に出すと万単位でお金を取られますので自分の手で分解清掃することにしました。まぁ結構簡単そうだったというのも大きな理由です。
まずレンズ横にあるイモネジを外します。(下左写真)そうすると3つのパートに分解できます。(下写真右)
左がイモネジのついていたリングで中央がレンズ本体、右が筐体です。
DSC_1966.jpgDSC_1967.jpg
レンズ清掃ですのでレンズ本体を分解します。こちらは工具を使わずに3つに分解できます。左が前玉郡、中央が絞り機構、右が後玉郡です。(下写真左)さらに前玉郡と後玉郡を分解して分解完了。全部で6郡7枚のレンズでした。(下写真右)
DSC_1968.jpgDSC_1969.jpg
そしてレンズの清掃開始です。普通に無水エタノールで拭いていきます。
ここで問題発覚。後玉郡の1枚だけレンズコーティングが白濁していました。普通に見ると全く気づかないのですが強い光を当てると白濁しているのがわかります。コーティングをはがしてしまおうかと思ったのですが大変そうなので今度時間が有るときにトライしようかと思っています。写りに影響ないことを願って。
DSC_1974.jpg
そして組み立て。ネジも余らず無事に元通りに戻りました。
試し撮りがこんな感じです。古いレンズとは言え流石は単焦点。収差も思ったほど酷くなく開放から解像します。f1.4だとあまりにもピントがシビアですので1段絞ってf2以上で使うのがよさそうです。また逆光耐性は低くフレア、ゴーストは派手に出ます。まぁそれも味ですかね?
撮影に頭を使う分、撮影が楽しくなるレンズです。積極的に活用したいと思います。
DSC_8950.jpg
DSC_0277.jpg
DSC_0490.jpg
DSC_0858.jpg

照準器その2 [カメラ機材]

購入した照準器を持っていつもの山に行ってきました。カメラに照準器を取り付けよく撮る距離付近(15mくらいでしょうか?)でレーザードットの位置を調整しました。
すこし下方向の調整範囲が足りませんがこの状態でもファインダー内には収まりますので今日はこれで試し撮りしました。
う~んやっぱり良いです。今までよりターゲットをファインダーに収める時間が格段に早くなりました。
ドットの明るさも十分で、かなり明るい環境でも十分に視認できる明るさでした。
これでシャッターチャンスが増えるでしょうか?
家に帰ってから調整範囲の足りない下方向の調整です。本体側や取付ベース単体では調整の余地が無いので本体と取付ベースの結合部分で調整します。
この結合部分に厚さ0.3mmのアルミ板を挟み込み本体が少し下を向くように調整します。
下の写真の右下側にあるアルミ板が調整用のアルミ板です。0.5mm程度までのアルミ板だとカッターで簡単に切れますのでシムプレートとして良く使います。
ちなみに真ん中の下側にある丸い部品が昨日削った部品です。フライス盤の切削痕が見えると思います。
DSC_9031.jpg
これが調整後の写真です。下側にアルミの板が挟まっているのが見えると思います。
DSC_9032.jpg
今日は時間が無いので明日もう一度試してみます。

照準器 [カメラ機材]

とうとう照準器を購入してしまいました。
最近は水場待つのではなく歩いて撮影する事が多くなり遠くのターゲットを狙う機会が増えてきました。35mm換算で600mm程度までならなんとかファインダーに収めることが出来るのですが換算900mmとなるとなかなかファインダーに収めるのが大変です。レンズのフードを止めるネジの頭を参考に合わせるのですが一発で決まることは少なくあたふたしている間に逃げられてしまいます。
そうやって何度シャッターチャンスを逃したことか・・・修行がたりません。
直ぐに文明の利器に頼ってしまうのが未熟者の悪いところだと思っていましたが「正月特価」の文字に目がくらみ気が付くと購入していました。届いた商品がこちらです。
DSC_8613.jpg
早速取り付けてみたのですが私のカメラ機材ではアクセサリーシュー取り付けベースの高さが気持ち高めで浮いている感じがします。
ということで使う前から自分のカメラにフィットするように取り付けベースを加工してしまいました。
もともと会社のサークル活動で殆どハンドメイドのマシンで燃費競技大会に参加しており小さな工作機械を使って機械加工などを行っています。このような細工は得意分野です。今回はフライス盤という機械を使いさくっと3mmほど削りました。
下は削った後の写真ですが削る前と比較すると結構下がっているのですが・・・比較しないとわかりませんよね。
IMG_2129.JPG
さてこれでうまく撮れる様になるのでしょうか?

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。