今週の野鳥@フランス [野鳥]
今週は日本から離れ再びフランスから。前回の2月には特に野鳥に期待をしておらず鳥撮り用の機材は持っ行かなかった事を後悔しましたので今回はフル装備(?)で臨みました。ただいつのも400mmF2.8ではあまりにも大きく機内持ち込みも大変なので比較的軽量小型な200-500F5.6を導入してのチャレンジ。ちなみに鳥撮り旅行ではなくあくまで仕事です。
フランスは現在夏時間。しかも高緯度地方なので日の入りが遅く、21:40過ぎの日没となります。このため仕事から帰っても明るく、平日から鳥撮り三昧しています。
今回の一番の目的がヨーロッパコマドリ。大きな声で鳴いていてくれるので探さずともすぐに居場所がわかります。そして到着早々その姿をカメラに収めることができました。
丁度、営巣時期で姿を見れないかなと心配していましたが真冬の2月と変わらず至る所で囀っていました。
この個体は警戒心が薄く、片足あげて休んでいます。
平日からヨーロッパコマドリ三昧となりました。
こちらはカササギ。日本でも一部地域で見られますがこちらではカラスより多く見かけます。ヤギの背中で虫か何かをつついていました。
時々怒られます。痛かったのでしょうか?
こちらはたぶんホシムクドリの幼鳥です。
ジョウビタキかと思ったらクロジョウビタキだそうです。お腹がグレーで鳴き声も少し違います。こちらは短いレンズを付けているときでしたのでかなり遠め。
こちらも少し遠いですがキクイタダキ。見た目は全く同じです。鳴き声がちょっとヒガラっぽいです。
ミソサザイも容姿は日本と同じですが鳴き方がかなり違います。しかも街中に住んでいたりします。
こちらはアオガラです。冬にはよく姿を見られたのですが、この時期は生い茂った葉っぱの中をウロウロするのでなかなかその姿を確認できません。
アオガラの幼鳥がいました。暗い場所で餌やりしていたので被写体ぶれ。お父さんかお母さんか判りませんが羽がボロボロで疲れ果てている感じでした。子育てご苦労様です。
ズアオアトリだそうです。2月はヨーロッパコマドリだらけでしたが今の時期はズアオアトリだらけです。日本のアトリとは違い単独行動で比較的低い枝で鳴きます。その声の大きさはかなりのものです。