今週の野鳥 [野鳥]
先日久しぶりに月面Xです。日の入り時間の関係でXが綺麗に見えるピーク時間より少し遅くなったので少し崩れたXとなってしましました。シーイングは最高だったのでちょっと残念。
アジサイが咲き始める季節となりました。そうなるとそろそろ梅雨入りとなるのですが今年は早めに突入との事でしばらく鳥見が出来なくなります。空梅雨も困りますが適度に晴れ間も欲しいですね。
今週の野鳥 [野鳥]
いつのも林道で散策中に登山客の方に声を掛けられました。この辺の山に登ると言って数日前から行方不明になっている人がいるので見かけたら連絡してくださいとの事。その話をして別れた後、警察と捜索隊の車両が林道を走り抜けていきました。
そう言えば去年の今頃に近くで滑落事故があった事を思い出しました。私は本格的に登山道となる道の手前までしか行かないのでそこまで気にしていませんでしたがそんな道でも油断は禁物なんだなと再認識しました。最近はあまり出会えない鳥を探して林道奥まで行くことも多くなってきているので特に注意ですね。
そんな少し騒々しい林道でもいつもの鳥たちはマイペースでした。
オオルリはそろそろ営巣しているみたいで巣材を運ぶ姿もチラホラ。婚活中のオオルリも数少なくなってきました。
オオルリの大声が聞こえなくなるとキビタキの小さな声がよく聞こえるようになります。
今週の野鳥 [野鳥]
今週もいつのも林道です。この林道ではあちらこちらでオオルリが鳴いているのでオオルリを探すのには困らないのですが先日このオオルリの鳴き声で騙されることがありました。いつものように歩いているとコマドリっぽい鳴き声が聞こえるので探しましたがその姿を見ることはできません。オオルリは近くにいるんだけどな~とレンズ越しにオオルリを観察しているとコマドリのような声はそのオオルリからでした。これはすっかり騙されました。
今朝もオオルリの鳴いた後にサンコウチョウのぐぜりのような声が聞こえましたので今度はオオルリに騙されるかと思っていたのですがオオルリが飛び去った後にヒラヒラと別の鳥が舞い降りました。どうやら今度は本物のサンコウチョウだったようです。
尾っぽの長いオスを見るのは久しぶりの気がします。
近くはないのですが縦にしないと尾っぽの先まで収まりません。
杉林で逆光だったので背景がうるさい感じになってしまいました。もう少し良いところに出てくれたら良いのですが贅沢ですね。
オオルリは相変わらず沢山ウロウロしています。
ミソっちも元気に囀っています。
巣を出て間もないエナガの雛です。残念なが雛によるエナガ団子は見つけられませんでした。
最後に証拠写真レベルを一枚。
毎年のように声だけは聞いていたので飛来しているのは知っていたのですが山の奥からで遭難覚悟で分け入る必要があるような方向です。見れる気はしていませんでしたが昨年は鳴き声とともに突然目前に現れその美しい姿を見ることが出来ました。その時の距離は5m程。全く動けないないまま飛び去られてしまいましたが可能性はゼロではないのだなの思ったのが去年6月の事。
今朝突然そのチャンスがやってきました。頭上で鳴き声が聞こえ飛び去りました。昨年とは違い何度も周辺を飛び回っており目視で何度もその美しい姿を確認することが出来ました。しかしカメラを向ける頃には飛び去ってしまいます。何度かあったチャンスの中でなんとか超証拠レベルの写真がこの写真です。
今朝は目で何度も確認できましたのでこの超証拠レベルの写真でも結構満足しています。次のチャンスがあることを期待して散策をしたいと思います。
掛川花鳥園 [動物]
先週の話ですがGWの最終日に掛川花鳥園に行ってきました。何度も行っていますが飽きずに行ってきました。花鳥園というだけあって花もあるのですが見るのは鳥がメインになります。
ここの魅力ななんといっても鳥との距離感。殆どは策もガラスもなく目の前で見れる距離感がたまりません。
連休とハシビロコウのふたば人気でお客さんがいつもより多めです。
私が花鳥園行く切っ掛けがアフリカオオコノハズクのポポちゃん。もう10年以上前になりますがまだ元気でした。ちなみに写真はアフリカオオコノハズクのココちゃんです。近いので目に私が映り込んでます。
2018年巣立ち [野鳥]
先日我が家の巣箱から8羽の雛が巣立ちました。
親鳥が巣箱の様子を見に来てから約2か月。ずっと観察してきたので少し寂しい感じがします。特にここ1週間は巣箱からヒヨヒヨという可愛い声が家の中まで聞こえていましたので尚更です。
今年生んだ卵の数は9個。いつもなら何個かは孵化しないので6~7羽の雛となるのですが今年は9個全て孵化し9羽の雛が誕生しました。これはNori家巣箱過去最高記録となります。
生まれてすぐはピンクの塊で鳥だかなんだか判りませんが6日目には風切羽が生えてきて体もだんだん黒くなってきて少し鳥っぽくなってます。※半赤外線カメラなので写真は基本白黒です。
10日目には全身に薄っすらと羽が生え、目も開きやっと鳥らしくなってきます。また動きが活発になってきて親も落ち着いて寝てられないようでこの辺りから親は外で寝るようになります。
12日目には羽ばたく練習を開始する個体が現れます。やる気が感じられる子とそうでない子の差が出てきます。
そして13日目。ここで事件が起きます。順調に育っていた9羽なのですが1羽が大きな餌を飲み込めずに苦しんでいます。親がいれば餌を取り出してくれるのですが既に外は暗くなっており親は帰ってきません。巣箱を開けて助けようかとも思いましたが分解した際に他の子が逃げ出してしまうかもしれませんし、開けた際に巣を崩してしまいそれに気が付いた親が育児放棄という最悪のケースも考えられますので下手に手が出せません。そうして苦しんでいるうちに動かなくなってしまいました。これも自然の摂理ですよね。
そんな出来事もありましたが残り8羽は元気に育ち16日目にはほぼ親と同じサイズに。この辺りから巣立ちのタイミングが気になってきます。
過去5年間の経験では巣立の合図は朝から餌を持たないまま親が出入りしたり巣箱の外で激しく呼ぶ親の姿が見られた日の午前中に巣立っていくパターンでした。
18日目の朝、そのような巣立ちの気配も見られず普通に餌を運んでいましたのでこの日も巣立ちはないのかと思っていたのですが、午後になり急に巣箱内が慌ただしくなり夕方に巣立っていきました。ちょうど仕事から帰ってきていた妻が一部始終を見守ってくれました。
巣立ち直前から巣立ってしまうまでの巣箱内の動画です。今回はあえて編集なしで約14分の大作?。巣箱内の音も残していますので大騒ぎな様子も見れると思います。時間があれば飛ばし見してみてください。
巣立った8羽のうち何羽が成鳥になるかわかりませんが元気に育ってほしいですね。
ちなみに我が家の巣箱を設置してから6年目で合計46羽の雛が巣立っていきました。