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ペルセウス座流星群 [天体]

今回もいつもの天体スポットの天城高原。ペルセウス座流星群を見るのと同時に先日撮れなかったC/2020F3NEOWIZEを眺めにきました。

ネオワイズ彗星は流石にもう肉眼では全く見えず600㎜で覗いてぼんやりコアが確認できる程度。写真に撮るとまだ尾があるのが確認できました。一応左上にイオンテイルもぼんやりと写っているように見えます。

換算600mm、60sec、F3.2、ISO3200

DSC_9772.jpg

隣でもネオワイズ方向に望遠鏡を向けている人にが居たので少し話をしてみたところ先月の私が濃霧で諦めて神奈川に戻った時に辛抱強く天城に居座りしっかりと見ることが出来たとの事。見たい気持ちが強く直ぐに移動してしまいましたが辛抱していればいいこともあるんだなと再認識。鳥見も我慢が重要ですものね。
そしてネオワイズも沈んできたのでアンタレスにレンズを向けてみました。
換算600mm、180sec、F3.2、ISO3200、4枚
DSC_9800e.jpg
アンタレス星雲を撮るにはちょっと画角が狭すぎました。200㎜位の画角が良いですね。
次がM8干潟星雲です。
換算600mm、120sec、F3.2、ISO3200、8枚
M8_200812.jpg
とこのあとワシ星雲に向けたところでオートガイドのエラー値が激増しよく見ると赤道儀がストップしていました。何かの拍子にコントローラーのファームウェアが飛んだようで起動できません。赤道儀での撮影は諦めです。
そして肝心のペルセウス座流星群ですが別のカメラを天の川に向けたまま放置だったのですがうまく映り込んだ写真は数枚のみでした。今年はコロナの影響か流星群狙いの家族連れが多く車のライトや懐中電灯攻撃にあい、多くの写真が真っ白になってしまっていました。残念ですが安全第一ですから仕方ないですね。
DSC_9883.jpg
いろいろありましたが肉眼では痕の残るような火球クラスを何個も見れたのでかなり満足して帰路につきました。
さて異常停止した赤道儀ですが自宅に帰りファームの焼き直しをしてみたところ無事に起動。よく見ると内臓バッテリーが無くなっており時間が保持されない状態。これと故障が関係あるのかは判りませんが新しいバッテリーに入れ替え何度か起動していますが現時点では無事動いています。とりあえず致命的でなくてよかった。
DSC_9920e.jpg
おまけですが今回からレンズを固定するプレートを新調しました。従来は写真上側の物を使っており約1.7kgありました。
写真下側が今回新調した物でアリガタプレートにアルカスイスクランプとSLIKの微動雲台を直接固定し約0.7kgとなっています。1.0kgほどの軽量化です。
DSC_9936e.jpg
以前からプレートだけで結構な重量があると思っており軽量化を考えていました。今回、鳥撮りセットの軽量化したついでにこちらも軽量化。使っているアリガタプレートは肉厚もありかなり丈夫なのでVixenマルチプレート無しでも行けると踏んで組んでみました。
シンプルで良い感じになりました。
DSC_9927e.jpg
心配だったのがアルカスイスクランプの固定方法で直接アリガタプレートに固定すると1/4カメラネジの1点止めになってしまいます。これでは5kg近いレンズ+カメラを支えるには不安。そこでアルカスイスクランプの下にSmallRig製のアルミチーズプレートを挟んで1/4カメラネジ2点止めにしました。
DSC_9933e.jpg
さらに鋳物製で重かった微動雲台は小型軽量のSLIKのSHM-250に変更。ここに固定するのはオートガイダー用のレンズ程度なので小さいのでも十分だと思いこちらにしました。
DSC_9932e.jpg
やっぱり機材は軽い方が何かと良いですね。

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