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南極の旅:ハンナポイント [南極]

ここは南極半島の中でも比較的温暖な地域で緑が広がっています。また歩く場所が狭くデリケートな場所と言う事で今までのように自由行動ではなく20名ほどの団体での行動になります。

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至る場所で緑が広がっており南極であることを忘れる瞬間です。

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また小さな黄色い花が咲いていました。小さくて写真じゃ判りにくいですが・・・花の名前はあとで調べて追記します。
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ここにはジェンツーペンギンとヒゲペンギンのルッカリーがあります。
今まで行った島の中で幼鳥の成長が早くまもなく巣立ちする個体が多く見られます。このためかあちらこちらで親子の追いかけっこが繰り広げられています。

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またここはオオトウゾクカモメが多く中には襲われた幼鳥の姿も見えます。1羽のナンキョクオオトウゾクカモメが既に動かなくなった幼鳥を食べようと舞い降りると周りにいた成長が一斉に騒ぎ始めオオトウゾクカモメを追い払おうとしてました。多勢に無勢。数十羽のペンギンが襲ってくると流石にオオトウゾクカモメも諦めて引き下がっていました。このときジェンツーとヒゲペンギンが協力(?)していたのにはちょっと感動です。

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さらに先に進むとヒゲペンギンの中にマカロニペンギンの親子が1組だけ紛れ込んでいました。時々紛れ込んでいるそうですいつも繁殖に失敗すると言っていました。今年は成功なのでしょうか?

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これは寝ているだけです。なんか動きが無いので死んでいるように見えますが・・・尻尾がかわいいです。
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そしてここはペンギンだけではなくゾウアザラシのハーレムでも有名だとのこと。沢山いる場所で数えた方の話だと全部で70頭近くいたとの話です。
しかしゾウアザラシは臭いです。ペンギン臭はすっかり成れて臭さを感じないのですがゾウアザラシは臭い。思わず風上に逃げてしまいました。

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そして振り返るとジェンツーペンギンだらけです。

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実はここが最後の上陸ポイントとなってしまいました。すこし後ろ髪をひかれつつこのハンナポイントを後にしました。 


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トシ

ペンギンも色々な種類が有りますね。皆可愛いです。
マカロニペンギンは初めて知りました。
眉の黄色い部分がマカロニの由来なのでしょうか。
by トシ (2011-02-11 06:29) 

Nori

トシさんこんにちは。
ペンギンは17種類しかおらずそのすべてが南半球に生息しています。同じ鳥類でも少ない方なんです。
マカロニペンギンはイワトビペンギンとよく間違われます。
by Nori (2011-02-11 21:59) 

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