南極の旅:デセプション島 [南極]
この島は大きな火山でその火口部分が一部崩れ海水が入ってきて湾になった自然の良港です。周りからみると大きな島にしか見えず中に港があることに気付かない事から欺く(Deception)島と言う事から名づけられた島との事。
この湾の入り口は強い風が吹いておりその風を使って多くの海鳥が飛んでいます。
すっかり馴染みになったマダラフルマカモメとブルーアイ事アオメウです。
湾内ではヒゲペンギンが泳いでいました。
湾に入ると海が浅いのか綺麗なグリーンに見えます。ずっとブルーの海を見ていたので少し新鮮です。
上陸したのはホエラーズベイという場所で昔、捕鯨基地があったのですが土石流で埋まってしまったそうです。
また当時鯨漁をしていた名残で鯨の骨の残骸を見る事が出来ます。
もちろん動物たちもいます。ここは鳥が多くキョクアジサシやマダラフルマカモメ、ミナミオオトウゾクカモメ等が飛び回っていました。1羽だけヒゲペンギンが上陸していました。その近くにはペンギンの皮だけの残骸が・・・これが自然なんですよね。
あと南極ツアー紹介でこの島で温泉に入れると書かれているものもありますがそれは10年前の古い情報で現在は砂を掘り起こすことは禁止されており入浴は不可能です。
さらに湧いて出た温泉ではなく雨水などが地熱で温められたもので温泉ではないとの事。成分的に怪しいので決して入らないで下さいと強く言われました。実際にこれが直接の原因と判断できないのですが死亡事故がつい最近起こっているとのことです。
写真でわかりにくいですが砂浜に湯気が立っています。
2011-02-06 12:05
nice!(1)
コメント(2)
トラックバック(0)
やっぱりキョクアジサシ居るんですね!
大磯海岸に寄ったキョクアジサシも南極まで戻れたかな~
今私の名刺にはキョクアジサシを採用しているんです^^
by sarry (2011-02-08 18:43)
sarryさんこんにちは。
キョクアジサシが越冬&繁殖のために大量に飛び回ってました。
岩場に巣もあり雛も撮れたのですがかなり遠くてまともな写真になってません。
かわいいですよね
by Nori (2011-02-08 19:15)